本帰国しました!大変だった荷物準備と、帰国後の手続きの嵐に大疲労した話 +近況


本帰国しました!!!



すいません、2年前にです…(ボソッ

2022年2月に帰国しました。

もっと早く帰国に関することを書きたかったけど、新生活がバッタバタで。ちんたらちんたら書いていたら、こんなにも月日が経ってしまいました。ナサケナイ

今更感あるよな…と気後れしつつ、つい最近また駐在になる可能性が出てきまして、区切りとして書き終えたいと思い、更新します!

まだね、台湾でよく利用した施設関係とか、子供たちの学校のこととか書きたいし、感情的なことも振り返りとして書きたい。

本帰国後バンコクに3回行ったのでそのことも書きたい!

そんなこんなですが…お付き合いいただけたら嬉しいですm(_ _)m

ひとまず本帰国について。大っ変だった(; - ;)

夫転職!からの自腹本帰国


我が家は夫が会社を退職し、転職する形で帰国しました。

帰国後に辞める人はいても、駐在中に辞める人は少ないのでは。笑

2013年から始まった駐在帯同生活は、タイ→シンガポール→台湾と続きました。

駐在期間はとりあえず2年と辞令がでていましたが、それ以外は特に決まっておらず、異動は急に言い渡されてました。

1ヶ月前に。怒

私も夫と同じグループ会社で働いていたので内情は知っていて。配属に関しては謎に意見を聞いてくれない会社です。

家を買った翌月に駐在になった先輩もいた(ひどすぎ!)。辞令が出る時期はいつもドキドキでした。

シンガポールから台湾への異動は夫の仕事への希望から出してくれた提案だったので、そこはよかったんですけどね(たぶんフィリピンって言われてたけど笑)。

転職は、コロナ禍で在宅勤務となり、先が見えない中、これからのことを色々と考え、年齢的にも今だ!となったみたいです。

逐一相談してくれて、私の意見も尊重してくれるのでよく話し合って決めました。

あの強制的に家にいなければならなかった期間に転職活動した方は多いんじゃないでしょうか。

大変だった帰国準備

まずは見積もり。そして断捨離!


10月に決まった転職と本帰国。帰国までに約4ヶ月の猶予がありました。

本帰国するにあたってやったのはまず引越し業者の見積もり。

予算感を知りたくて日通さんとヤマトさんに相見積を取らせてもらいました。

というのも、自主退職の場合、引越し費用が出ないんです…!悲

会社によると思いますが、夫の会社は退職して帰国する場合は飛行機代や引越し費用は一切出ず。まぁ辞めて帰るわけだから当然といえば当然なのだけど。

ヤマトさんはオンライン下見、日通さんは家に来てくれて持っていきたいものを伝え、それぞれ見積もりをいただきました。

船便で20万円でどれくらい持っていけますか?的な感じで聞いたと思う。

航空便と船便の違いは、
◯ 航空便=10日前後で手元に届く
◯ 船便=1ヶ月強で手元に届く
です(アジアの場合)。

今回航空便はなしで船便のみ。手荷物は帰国便で持って行けるだけ持っていくことにしました。

我が家は来ていただいたこともあり、細かい情報を教えてくれた日通さんがお値段も頑張ってくれたのでお願いすることに。

船便の料金は容積(㎥)で金額が決まるので、その容積内で収まる物を持って帰ることにし、断捨離を決行。

96→20箱へ!

今回かなり断捨離をしました!

なんてったってシンガポールからは96箱も持ってきたから…震

ダイニングテーブルやイスも何脚かタイで買っていたし、
(こちらの記事のもの▽)
この他にも3脚持ってました(^^;)

全て持っていってもらえる環境に甘えていたんですよね…反省。

駐在中に物が増えるのは結構あるあるで、特にタイやベトナムなど雑貨が可愛い国では最後の買い込みがあったりして荷物が増えるというのはよく聞く話でして。

でも帰国した友達からは開けてない段ボールがそのまましまってある、とか、日本の家にそんなスペースはマジでないと…

また、費用を安く抑えたかったのはもちろん、家が決まるまでは私の実家に荷物を仮置きしてもらう予定だったので極力減らしたかったんです(実家は自営業で小さな倉庫あり)。

海外転勤をきっかけに結婚したので拠点がなく、コロナ禍で帰国も入国も2週間の隔離が必要だったから、一時帰国して内見をすることもできず。

でももし家を買うならオンラインじゃなくてちゃんと見たいよね、と。

今まで1ヶ月で急いで準備していたのと違って時間にも余裕がある。ということで断捨離しまくりました!

断捨離に使ったのは台北掲示板のアレ

まだまだ使えて捨てるには惜しいものがかなりあったので、台北掲示板「売ります買います」で売りに出しました。
「売ります買います」は、メルカリやジモティ的なサイト。会員登録などは不要なのでもっとラフに使えます。

日本語で個人が持っているものをアップし(有料・無料どちらでも)、欲しい人が掲示板からアップ主へ連絡、その後は双方で連絡を取り合い、売り買いができるありがたいサイトでございます。

バンコクやシンガポールにも「売ります買います」はあって、シンガポールで一度夫が使っていたので安心感もあり、バンバンアップしていきました。

大きいものでイスや丸テーブル、除湿機、楽器や子供の自転車など、小さいもので絵本やマンガ、ネイルグッズなどかなり手広く買っていただけました。

小さいものは双方の都合のいい駅で待ち合わせて受け渡し、大きいものは車がないので自宅まで取りに来てもらいました。国際結婚ご夫婦で自家用車で取りに来ていただく方が多かったかな。

その他、友達や中国語の先生に貰ってもらえるものをお譲りしました。

最終的に処分したいものは環保局へ連絡し、引き取ってもらいました(無料)▽
指定の文言を書いた貼り紙をして指定された時間に指定された場所へ出します。

どこまでを出してもよいのか分からず、不動産屋さん経由でご指示いただき、マンションの管理人さんから言われたように出しました。

ゴミの分類については正しいか分かりません(日本でこの状態で出したら問題ですよね…)。東南アジアでは何でも簡単に捨てれたので感覚がバグっており汗。全て持っていっていただけましたが、確認の上出してくださいね(すみません)。

そうして96箱で台湾へやってきた荷物が最終的に段ボール箱20箱に収まりました。

引っ越し屋さんが頑張って隙間なくつめてくれたおかげでもあります、ありがとうございます。涙

船便は早く家を決めれたので結果的に実家を介さず直接新居に入れれました!

あとはスーツケース×5、段ボール×1に当面必要なものをつめ込みました!(機内持ち込みは30kg×3に増やした)

コロナ対応も結構大変だった

今振り返れば懐かしい感じもしてしまうコロナ対応。すでに記憶から抜けつつありますが、これがあったから大変だったのよね。

まず日本入国のためのPCR検査。72時間前までなので、学校と夫の予定を合わせて、日本のフォーマットで書いてくれる台安醫院へ行き、検査。

出発前日の夕方に夫に取りに行ってもらい、陰性でホッとする。これで陽性じゃシャレにならんもんね。

その日はなぜかこんな日に限って小学校で授業参観があり。でも最後だし!ママ友にも会えるし!と観に行って、急いで帰って、最後の片付けをして家を引き渡して、そのままホテルへ。2月だけど暑くて汗びっしょりでヘトヘト。涙

ホテルでようやくホッとしつつ、帰国前のコロナ用アプリインストールと必要事項の記入×家族分を済ます。書類不十分で入国できずに送り返された日本人もいたとのニュースを見ていたのでドキドキでした。

明朝搭乗。
こんなにも空いてる飛行機に乗ること二度とないだろうな(正直快適すぎたケド)。空港もガラッガラでお店も全然開いてなかったな…

日本に着いてからもコロナ対応の空港で指定されたルートを歩き、再び検査を行い、ようやく入国!

そして2週間の自主隔離生活。

隔離は義実家にお世話になりました。お義母さんが初日に出してくれた朝食が和食すぎて胃にしみた。

毎日アプリで3回くる通知と写真撮影(家にちゃんといるか確認するやつ)をこなしつつ、ネットで毎日家探し。

転職のタイミングということでローンにも制限があり、予算も決まっていたのでその中で。

どの学区がいいとか、どこがハザードマップ的に安心だとか(愛知県は庄内川の氾濫がこわい)、下水道が通ってない浄化槽の地域があるとか、分からないことだらけ。

気になった物件に連絡すると営業さんから怒涛の電話ラッシュにも疲れつつ。

夫の新しい仕事が始まる前に決めてしまいたかったので、隔離終了後、すぐ内見できるようアポをいくつも入れました。

怒涛の手続きラッシュ!

隔離を終えると、義実家(千葉)→実家(岐阜)へ移動。

約2ヶ月間怒涛の手続きラッシュでした(; - ;)▽

✦ 義実家にて 
◯ 戸籍謄本ゲット(本籍地)
◯ ケータイの料金プラン契約

✦ 一時滞在先の実家にて
◯ 転入届→住民票ゲット(帰国後14日以内)
◯ 児童手当の手続き
◯ 福祉医療受給者手続き

✦ 学校関係
◯ 教育委員会へ編入手続き
◯ 保健所で結核の検査
◯ 学校担当者へアポ。話を聞きに行く
◯ 学校への提出書類準備(保険調査票・家庭連絡票など)
◯ 必要な備品購入(ランドセル・帽子など)
◯ 前の学校へハガキを出す
◯ 次の学校へ連絡
◯ 今の学校へ在学証明書と転校用の教科書給与証明書を出してもらうお願い
◯ 給食費引き落とし用の口座開設

✦ 新居が決まり、引越し時
◯ 転出届
◯ 転入届
◯ 警察で住所変更
◯ 印鑑登録(家・車購入のため)
◯ 印鑑証明
◯ 郵便局へ申請(指定場所配達に関する依頼書)
◯ 電気・ガス・水道・インターネット
◯ 電化製品一気入れの工事(エアコン・洗濯機・冷蔵庫など)
◯ マイナンバーカード申請

等々々…本当に山のように手続きがありました。ゲッソリ

2歳児を連れつつなので時間も倍かかった_(┐「ε:)_

学校に関する大ミス

私、重大なことを知らなかったんです。

それが、日本国内にいる場合、必ず就学させなければならないこと。

一時的に実家に住まわせてはもらうけど、その間は学校に通わずに(1ヶ月くらいを見込んでた)、引っ越し先から通わせようと思ってた。

だって、2〜3ヶ月帰国する人もいるし、長期で旅行へ行く人もいるし、台湾の担任の先生からも「学校決まったらハガキ出してくださいね〜」くらいだったから。

それはすでに在籍してるからで、義務教育だからどこかの学校に属することは必須なんですよね。住民票抜いてるしね。

住民票を入れ、児童手当や医療受給の手続きをした後、教育課へ行ってくださいと言われ、諸々の事情を話すと、

え?学校通ってないんですか?

今帰国して何日目ですか!?

すぐ手続きしてください!とりあえず在籍するだけでもいいんで!

とフロアがバタバタ。

え、一ヶ月でもダメなのか、と(無知はこわい)。

その後私の母校へ連絡し、結核の検査後(必須)、面談に行きました。

面談時には既に家を購入し、引っ越すことが決まっていたので通うのは1ヶ月間。

在籍だけという形を取るか、通わせるか迷いましたが、間が開くほど登校が緊張してしまうかな、というのと、毎日やることが山盛りだったので、せっかくならばと通ってもらうことにしました。

初めて歩いて登校するし(今まではバス通学)、次男を連れて毎日送り迎えをしました。
最後の方は、同じクラスで同じ方角のお友達ができて、一緒に帰ってきたり、児童館で遊べたりしたのでその点はよかったかな。

新しい家に住まう

小学校修了式の日に新居へ行き(片道2時間泣)、入居手続きをしました!

できるだけ早く諸々の手続きを進めなきゃだったけど、小学校へ通っている間に住民票を移すと学区外になってしまい、ややこしいので絶対やめてくださいね、と教頭先生から言われていたので(^^;)

マイホーム(^^)大変だったけど、たくさんの方の手をお借りしてここまで来れました。

ずっとマンションだったから、ドタバタと走り回る子供たちを注意しなくていいのが本っ当に楽!

小さなお庭があるので、プチ家庭菜園も始めました(プチトマト、キュウリ、唐辛子、パクチー、バジル、大量に収穫できるのでオススメ!)。

長男も次男も日本での生活は初めてですが、日本人だもの、受ける恩恵がでかすぎてありがたい限りです。市立図書館で日本語の本が毎月30冊借りれるし(10冊×3人分)、市がやってる小学生向け講座も激安。

何より毎日早朝にお弁当作らなくていいし、
お迎えに行かなくても勝手に帰ってくるし、
一人で出かけさせてあげられるし、

車で自由に行動できるのが最高。川でも山でもどこへでも自分たちのペースで出かけられるから。

高湿気・クソ暑い中、どこへ行くにもバスが基本(たまにタクシー)だった台湾・シンガポール生活は、心折れそうな日も多かったです。

あとは、
ミスドのハニーチュロとか、
ロッテリアの絶品チーズバーガーとか、
ハッピーセットのプラレールとか、
スーパーのお惣菜のキラキラ感とか、
和菓子屋さんもたくさんあるし、
毎日幸せを感じております。

ウイスキーとワインが安くて美味しいのも嬉しい^^
納豆キムチごはん・鶏皮を焼いただけのこの節約ごはんが海外勢にはたまらなくごちそうだったりする。

台湾生活振り返り


コロナがあったので、規制の厳しかった台湾では大変な思いもしました。

また、気候的には一番しんどかったかもしれない。東南アジアの方が暑さも湿気も大変そうな気がするけど、台北の湿気は本当にヤバかった▽

天気のわるい日も多いし、高温多湿+抱っこ紐でよく白目剥いてました。

けれど、歴史建造物が多く、お出かけ自体はとても楽しかったです!

ごはんも八角に慣れてからは鹽酥雞(いえんすーじー)や台鐵弁当が日々の楽しみになり。豆花やドリンクスタンドも大好きでした。

子連れファーストな雰囲気も好きだった(^^)

ありがとう台湾!!

近況です

最近はというと、2年経ってようやく自分のペースで楽に暮らせるようになったなぁと思う。環境に慣れて馴染むのにどうしても私は2年かかるらしい(^^;)

そして、現在は夫が再度転職し、平日単身赴任生活をしております(!?)

といっても来月からは在宅勤務が使えるようになるので、週2〜3日会わないくらいになるんだけど。

快く転職許せるなんてすごいね!なんて言う人もいるけど、向上心の塊な夫を尊敬する。パワーあるよね〜。

でもこんな決断ができるのも、日本だからだよなと。海外で離れて暮らすなんて不安すぎて無理だもん(^^;)

以上、本帰国〜現在までを書いてみました!

まだしばらく更新していくのでお付き合いいただけると嬉しいです!


スポンサーリンク
スポンサーリンク


0 件のコメント :