台湾スターバックス(星巴克)の「リージョナル ランドマーク ストア(地域の歴史・文化を反映した店舗)」について書いています。
第9弾(ラスト!)は台北中心部から約1時間、基隆市にある スターバックス 義14門市
について書きました。
義14店の歴史背景
1950年代に建てられた邸宅で、スターバックスがオープンする2011年以前は個人のお宅だったそうです。
スタバになる前(2009年)に撮影されたもの▽
(印海寺的奇想如是說さんより画像をお借りしました)今の外観▽
窓枠が黒になっていたり、窓手すりが取り付けられたりはしてるけど、それ以外は見た限り手を加えられてません。
建物を横から見ると、上部が昔の紳士帽子のような形になっていてオシャレすぎ。
このルネサンス様式にタイルを合わせているのが個人的にとても好き。2トーンカラーの色合いも絶妙。東洋と西洋が入り交じる素敵な建築です。
「基隆(Jīlóng/キールン)」は港町でかつては貿易港として栄えた場所(現在も貿易港として使われているものの圧倒的に高雄が主港)。
またスペイン、オランダ、日本に占領されていた歴史もあり、様々な国の物や文化が入り混じる土地ならではな建物だなと感じます。
アクセス
台北市内からの行き方は、バスか台鐵(国鉄)。台鐵よりもバスの方が早くてオススメ。
バスの場合、1579、9006、1550、1802、1813、2088などの都市間バス(公路客運)で行けます。
今回は、MRT南京三民駅から1579番に乗っていきました。1579だとスタバ目の前のバス停に停まるので直行したい人に◎
階段式の座席の多い形のバス。MRT南京三民駅前からは一駅停まったあと基隆市に入るまでノンストップ。30分ほどで到着し快適でした。
ポツンと佇む義14店▽
ちょっと変わった店名は、「義一路14號」という住所からきています。
ちなみに、帰りは次男のリクエストで電車で帰りました。
台鐵の場合は、台北駅〜基隆まで区間車(各駅)で10駅、50分弱。快速に乗って途中乗り換えればもう少し早く着くけど、それでもバスの方が早いかな。
ただ車両基地やコンテナ置き場などが見れて楽しんでおりました。
基隆店はこんな感じ
1階▽2階▽
3階▽
あれ?普通のスタバだ。
以前の写真▽
(寶寶溫旅行親子生活さんより画像をお借りしました)
こんな感じで、古い棚やタイプライターなど装飾品が置かれていたり、ワインレッド色のふかふか椅子が素敵な雰囲気だったのに変わってしまって残念。
階段の八角窓、▽
は健在。
今の雰囲気とはあまりマッチしていないようにも思うけど、数年経っていい感じに馴染むことを願います!
岸田総理大臣の祖先・岸田家が営んでいた「岸田呉服店・岸田喫茶部」跡についてはこちらの記事で書いています▽
基隆の歴史建築「基隆市政府・岸田呉服店・海港大樓・林開郡洋樓」をサクッと見学
かつて貿易港として非常に栄えた「基隆(Jīlóng/キールン)」(現在も貿易港として使われていますが圧倒的に高雄が主港)。 日本統治時代には大型船が停泊できるよう海底の土砂や岩礁を除き整備したこと、また同じ頃に開通した台湾の南北を渡す鉄道の起点とされ、とても賑わったそうです...
歴史建築スタバまとめはこちら▽
【歴史建築スタバ】台北市・台北近郊のリージョナルランドマークストア9店まとめ
台湾でもスターバックス(星巴克/Xīngbākè)は大人気。2020年には国内500店舗を達成しています。 参照: 星巴克歡慶全台達 500 家門市!12/9 起消費滿額贈「咖啡渣托盤」聖誕飲品第二波同步推出 - UP MEDIA 台北中心部だとかなり近い距離に2店舗、...
店舗情報
名前:STARBUCKS 星巴克 義14門市住所:基隆市中正區義一路14號
時間:7:00-21:30
HP:STARBUCKS 星巴克 > 義14門市
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