1年ぶりのバンコクで得た大きな気付き


1年ぶりのバンコク。一番の目的は残している銀行口座の手続きだったのですが、お世話になった人たちと再会して、それぞれに変わらず楽しく暮らしている様子が見れて嬉しかったです。

タイを離れたことを寂しく思っていたけれど、今回バンコクへ旅行して大きな気付きがあったので書いてみます。


タイののんびりとした空気感は私にはとても居心地がよく、雑多な街並みも、曖昧なルールも好きでした。友達からも「タイの方が合ってそうだよね」なんて言われたり。

「マイペンライ(大丈夫、なんとかなるさ)」なタイはどこか甘えさせてくれる雰囲気があって、美味しいものが安く食べられるし、訳ありな事情のある人たちが身を置いていたりもするし、ありのままの自分を受け入れてくれる国だと思う。

そして日々ゆるやかに時が流れていって、このままでいいんだなぁと思ったり。あくせくしている人はおらず、気持ちが穏やかになる。

バックパッカーでバンコクにそのまま埋もれてしまう人がいるというけれど、その気持ちが分かる気がする。全てが適度に心地いい。

タイと比較するとシンガポールはみんな忙しそうで、設備はやっぱりキレイだし(実際はそれなりに不備はあるけど外見はすごく立派)、インフラ整備は素晴らしいし、先進国であることを実感する。

でもそれは政府の努力の賜物で、小さな国で水も食べものも自国で生産するのがむずかしい中、どうにかしなくてはと必死にビジネスしてきたからなんだろう。

建国50年ちょっとのこの国には、まだ「シンガポール」という国になる以前から住んでいる年配の方々も大勢いて、住んでみると意外と汚い場所もたくさんあるし、安くて美味しいものもたくさんある。

1年住んでシンガポールにもようやく慣れてきて、そんな上辺の違いを分かった上で気付いたこと。

それは、どちらにいても私自身がやることは変わらないこと。

住む場所ベースで自分がキラキラしたり、そうでなくなったりと変わってしまうのは悲しいこと。

でも踊らされている人は踊らされているし、頑張っている人はちゃんと自分自身と向き合っている。

どこにいるかではなく、何をしているかが大切。当たり前のことなんだけど今回バンコクへ戻ってみて頭ではなく心で理解できました。これが私にとってはかなり大きな気付きでした。

あとは今回帰ってみて、なんだかんだタイ生活も大変だったことも思い出しました(笑)美化してた。笑

というわけでもっと自分に集中しよう、といい意味で吹っ切れたよき旅行でした(^^)


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