
東南アジアでは甘〜いコーヒーを飲むのがローカルの人たちの日常。タイのカフェボラーン、ベトナムコーヒー、ラオスコーヒーなどなど。
ここシンガポールでもKOPI(コピ)という甘〜いコーヒーを飲む文化があり、ホーカー(屋根付き集合屋台)へ行くと、おじいちゃんたちがこぞってコピ(もしくはビール、しかも朝から笑)を飲んでいます。
コピにもいくつか種類があるのですが、基本は砂糖やコンデンスミルクたっぷりでかなり甘い。
また、使われるお豆は苦味の強いロブスタ種が多く、焙煎は深煎りで味が強め。さらに、輸送中に香りが損なわれないよう砂糖やバター(マーガリン)でコーティングされていて、普通のコーヒーとは少し異なります。
参考︰
美味しいラテが飲めるカフェもあるけれど、土地・人件費の高いシンガポールにはこじんまりしたお店が多く、ゆっくりするのは気が引ける。というかそもそも家の近くにカフェがない。
というわけで、自宅ラテ生活はじめました!
以前は家庭用のエスプレッソマシーンを使っていたのですが、引越しのときにひとつ変圧器を捨ててしまい使わないまましばらくが経ち、中がカビててもイヤだね、と処分してしまいました。
なので現状ホットラテは作れませんが、直火式のエスプレッソメーカーも持っていて、これでアイスラテが手軽に作れます。
外へ行くほどの気分転換はないものの、コクのある美味しいラテが、好きなときに気軽に飲めるのはかなり気分が上がる!
今回は私が使っているコーヒー道具やアイスラテの作り方をまとめてみました(^^)
アイスラテとは
まずはじめに、
◉ アイスラテ:エスプレッソに牛乳を混ぜたもの。
◉ ホットラテ:エスプレッソにスチームミルク(ホットミルク)をいれたもの。
◉ カフェオレ:ドリップコーヒーに牛乳をいれたもの(日本の場合)
【カフェ・ラッテ - Wilkipedia】◉ ホットラテ:エスプレッソにスチームミルク(ホットミルク)をいれたもの。
◉ カフェオレ:ドリップコーヒーに牛乳をいれたもの(日本の場合)
です。ラテはエスプレッソがベース。
エスプレッソとは、細かく挽いた豆を圧力をかけて短い時間で抽出したコーヒーのこと。

上の写真はエスプレッソの本場、イタリアで飲んだときのもの。駅ナカに立ち飲み屋さんがあってサクッと飲むスタイル。
イタリアのコーヒーはあまりに美味しいので、今までスタバが参入できなかったほど!世界のスタバがですよ?今年の9月にようやく1店舗目ができたそうな。
【イタリア初上陸! スターバックス、高級店で本場に挑戦 - BUSINESS INSIDER JAPAN】
めちゃくちゃ気合いの入った外観&店内。本場に挑んでいっている感じ、なんだかワクワクしてしまう。
使うもの
エスプレッソメーカー(マキネッタ)

(右) タイで買ったステンレス製のマキネッタ(4カップ用)
小さい方がイタリアの老舗有名メーカー、ビアレッティ社のマキネッタ(=小型のコーヒー沸かし器)。1カップ用。アルミ製なのでガス専用、IH非対応品です。そもそもサイズが小さいのでIHだと反応してくれません。
大きい方は確かバンコクのエンポリで買ったもの。本体にロゴもマークも入ってなくてどこのメーカーか分からず、、ステンレス製のマキネッタ、4カップ用。こちらはIH対応品。
1人で飲むときは小さい方のシングル(エスプレッソ1杯分の約30ml)を使い、夫と2人で飲むときは4ショット(4杯分の約120ml)を半分こしています。
-------------※ 2020年9月更新-------------
一人用がだいぶ古くなったので新しいものを購入しました!
1カップ用→2カップ用にしました。同じようにガス専用です。1人で飲むときも濃いめが好き&たっぷり作りたいのでダブル(60ml)を購入しました!
-----------------追記おわり-----------------
豆を挽く道具

我が家が粉ではなく、豆を買うようになったのは粉だと香りがすぐに飛んでしまうから。
私の実家は粉なんですが、いつ飲んでも美味しいんです。それは飲む人数が多い&飲む頻度が高く、消費が早いから。
うちの場合は2人だし、飲むのは1日1〜2回、あとは東南アジアの湿気が強敵で、おそろしいほどすぐに湿気って香りが飛んでしまうんです。
というわけで飲む頻度が低い、飲む人数が少ない場合は、お豆がおすすめ。
挽く道具ですが、我が家はドリップコーヒーは手動ミル、エスプレッソは電動ミル、と分けています。
◉ ドリップとエスプレッソでは豆の細かさが違うので、レバーの位置調整をわざわざ変更するのが面倒だから。
◉ エスプレッソの方はとっても細かく挽くので、手動だとかなり時間がかかるため。
◉ エスプレッソの方はとっても細かく挽くので、手動だとかなり時間がかかるため。
使い方は超簡単で、この容器に豆をいれて、

ちなみに手動ミルはこれ↓
牛乳
お好みの牛乳で。アイスラテの大部分が牛乳で成り立っているので、美味しい牛乳だとその分美味しくなります◎コーヒー豆
お豆は深煎りのものを使います。焙煎が弱い&アイスの場合はコーヒーの味が弱く感じてしまうため。

コーヒーメジャースプーンは感覚で入れられて楽なのであった方がいいかなと。数回使えばどのくらいの量をすくえばいいかわかります◎
ちなみに、コーヒー豆は湿度や酸素に加えて光によっても劣化していくので、保存容器に入れる際は透明などではなく光を通さないものがいいです。もしくは冷暗所に保管が◎
作り方
まずはイメージ図を。(【モカエキスプレス - Wikipedia】より画像をお借りしました。)
上の図のように底に水を入れ、真ん中の底に小さな穴がたくさん空いた容器にコーヒー粉を入れます。
火で熱することで押し上げられてエスプレッソが上に上がってくるという、理科の実験のような仕組み。
1. 水を入れる

これは圧力が高くなりすぎた時に蒸気を抜くための安全弁というもので、通常は作動しません。圧力鍋の蒸気が出るところみたいなイメージ。
2. 挽いた粉をいれる

3. 粉をならす

少なすぎても十分な圧がかからないので、すりきりか、少しこんもりするくらいが◎
4. 火にかける


矢印の部分からコーヒーが湧き上がってきます。これ見てるの好き。笑

6. 牛乳、氷、砂糖などをいれて出来上がり!

シロップはお好みで。
お手入れはコーヒーの油分を飛ばさないよう(コーヒーに金属臭がうつらないようにするため)、水洗いのみでいいので楽ちん。

注意点やポイントなど参考にしたサイト:
〇【エスプレッソメーカーの使い方・ご使用上の注意・ここがポイント!- イタリア製直火式エスプレッソメーカー専門店 カフェティエーラ・エスプレッソ】
〇【よくあるご質問 - イタリア製直火式エスプレッソメーカー専門店 カフェティエーラ・エスプレッソ】
道具が多いように見えるけど、どれもお手頃価格だし、美味しいコーヒーは幸福度を超上げてくれます。
今回はアイスラテについて書きましたが、エスプレッソそのままでも最高に美味しいです。
気分転換に外で飲みたい時もあるので、よきカフェは探しつつ、家も大好き人間なので自宅アイスラテを楽しんでいこうと思います(^^)
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