日本とは随分違う!?台湾の端午の節句(端午節)のイベントまとめ&チマキを食べよう!


6月25日は旧暦の端午の節句でした。

中国語では端午節といいます。日本のこどもの日と同じように祝日です。

春節(旧正月)や中秋節(お月見)は旧暦のイベントとして日本でもよく知られていますが、端午の節句にも旧暦があるなんて知りませんでした(旧暦の七夕にも!)。

いや、というかこちらが元々のものなんですよね。つくづく日本の文化は中国からきているのだと実感します。

しかし、中国から入ってきた文化も時を経て日本独自に発展しており、日本の端午の節句と台湾のものとはかなり違っていたので体験したことも含めてまとめてみました(^^)

端午節とは

約2,300年前、楚の時代の「屈原」という政治家の命日が由来(諸説あり)。

毎年供養のために祭りが行われ、それがやがて病気や災厄を避けるための宮中行事、端午の節句となったそう。

歴史上ではどちらかといえば些細な事件が、大きな祭に発展していったのは季節の変わり目であることが関係しています。

暑さと降水量が増すこの時期は、湿気によるカビや細菌が増え、昔から病気にかかりやすく、亡くなる人が非常に多かったそう。男女の交渉も避け、5月を『毒月』なんて呼び方をしたほど。

厄除け・毒除けのためによもぎや菖蒲などの薬草を軒にさし、薬用酒やちまきを食べるという習慣が定着していったようです。

*

端午節が日本に伝わったのは飛鳥〜奈良時代。当時は田植えシーズンである5月に、菖蒲をふいた小屋で女性の身の穢れを祓う「皐月忌み(さつきいみ)」という習わしであったそう。つまり女性のためのイベントでした。

女性から男の子のお祝い事へと変わったのは貴族社会から武家社会へと変わっていった平安時代の終わり頃から。

「菖蒲」が「尚武(武道・武勇を重んじること)」と同じ音であること、また菖蒲の葉が剣の形と似ていることから、男の子の健やかな成長、立身出世を願う行事となっていったとのこと。
(ただの言葉遊びだったのか!)

江戸時代には5月5日は徳川幕府の重要な式日となり、将軍にお祝いを奉じるように。また、将軍に男の子が生まれると、のぼりなどを立ててお祝いしたことから男の子の誕生の祝いへと結びついていったようです。

途中の意味転換がすごくてビックリしました。笑

参考URL▽
【端午の節句の由来といわれ - 総合人形専門店 こうげつ人形】
【Wikipedia › 端午】
【五毒月九毒日已來臨,五毒月到底有多毒?男女禁忌不可不知!- 每日頭條】

端午節のイベントまとめ

日本の端午の節句、5月5日には鯉のぼりや兜を飾ったり、菖蒲湯に入ったりしますよね。

鯉のぼりや兜を飾るのは既述通り日本が後付けしたもので中華圏には存在しません。

しかし菖蒲の由来は同じ。香りの強い薬草には魔除けの力があると信じられていたこと、また虫除けとして玄関先に懸香草という菖蒲・よもぎ(台湾ではガジュマルやレモングラスなども)などを飾るそうです。
每日頭條より画像をお借りしました)

懸香草と同じ意味合いで香包という匂い袋を持ち歩いたり飾ったりも。
気まぐれ食いしん坊の台湾ごはんさんより画像をお借りしました)

長男も動物の可愛らしい香包を幼稚園で作ってきました。

イベントではドラゴンボートのレース(龍舟賽)が有名です。
台北市政府観光伝播局より画像をお借りしました)

由来は先の政治家、屈原(河に身投げして命を絶った)の亡きがらを舟を出して銅鑼を鳴らしながら探したことから。

また屈原の身体が魚に食べられぬよう、餌として河へ撒いたのがチマキ(粽子)だそう。

日本でも中部から西の方ではちまきを食べますが、ちまきといえばお餅が笹でくるんである細長い和菓子!
大黒屋さんより画像をお借りしました)
これ!

これが当たり前だったので、具材がたくさん入った主食のちまきにはビックリしました。

ちなみに柏餅は日本オリジナルで、柏の木の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、「家系が絶えない」「子孫繁栄」と結びついたそうです。

柏餅は、関西地方では柏の木が育ちにくかったこと、上方文化が残っていることから、関西ではちまき、関東では柏餅が一般的に食べられているようです。
参考:【なぜ、端午の節句に柏餅やちまきを食べるの?】

他に、変わったものでは生卵を立てる、立蛋という謎のイベントも!なんでもこの日は地球の重力が最も強くなるので(確証はなし)卵が立ちやすくなるとか(正午ぴったりらしい)。

卵が立てられたら1年間幸運でいられるらしい。
台湾で手形アート otete clubさんから画像をお借りしました)
すごい!めっちゃ立ててる!!

ちなみに今年は台北や台南では一斉スイカ立てが行われていました。
TAIWAN TODAYより画像をお借りしました)
平和だ。笑

チマキを買おう!

上に上げた様々な習慣の中で普通に生活していても端午節の時期だとよく感じられるのがチマキ!

中国語では「粽子(zòngzi)」といい、漢字の「粽(ちまき)」と同じ字。

端午節の1、2ヶ月前頃からコンビニやスーパーでチマキの予約チラシをたくさん見かけました。

長男の幼稚園でもチマキを作って持って帰ってきました!
大きなものを2つも!先生と一緒にチマキを包んだそう。人数分作るのにどれだけ時間かかるんや、、

本格的なチマキを食べたのはこれが初めてで(以前食べたのはシンガポールのIKEA笑)、とっても美味しかったんです!

もう少し食べたくて端午節当日にもチマキを買いに出かけました。

買いに行ったのは「王記府城肉粽子(wángjì fǔchéng ròuzòngzi)」。台北でチマキといえばここ!くらいの有名店らしいです。場所はここ↓

台安医院から歩いて5分かからないくらいの場所。最寄り駅の南京復興駅からは徒歩7、8分かかるので、バスがオススメです。

店名の「府城」は古都・台南を指すそうで、台南式のチマキが食べられるお店(台湾の北と南で作り方が異なります)。

お昼頃行くと長い行列ができていました!
並んでいると、お店のおばちゃんが声をかけてくれて、赤ちゃんがいるからと先に購入させてくれた。涙

せっかくだしと、
〇 肉粽×5(65元/個)
〇 菜粽×4(50元/個)
→ 計9個(525元 ≒ 1,900円)も買った我が家、、4連休だったので毎日2、3個ずついただきました。笑

温めるのは蒸すのが一番(べちょべちょしない、ふんわりする)とのことで電鍋で。

こちらが肉粽(ròuzòng)、お肉入りのチマキ。
とろとろの角煮のようなお肉に、塩漬け卵、しいたけ、ピーナッツ、甘めに煮てある栗、干しエビ、、と具だくさん!それぞれの味が染み出ていてめちゃくちゃ美味しい♡

味の薄い台湾料理の中ではかなりしっかり味です!

もう一つの菜粽(càizòng)は花生(ピーナッツ)だけが入っているシンプルなもの。
塩味でおかずと一緒に食べるのにちょうどよかったです。また一緒に入っていたピーナッツの粉(きなこ的な)と食べるとおやつっぽくもなりました。

ピーナッツの粉と一緒にとろっとした甘辛ダレが入っていて、色的に味が濃いのかと思いきやかなり優しい味でした。お店で食べるとさらにパクチーやニンニクがトッピングとして席に置いてあるようです。

どちらのちまきも美味しかった(^^)

--------------------お店情報--------------------
名前:王記府城肉粽子
住所:台北市八徳路二段374號
時間:10:00-01:00
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以上、台湾と日本の端午の節句の違いと、チマキを食べた感想でした!

来年は懸香草と卵立てをやってみよう^^


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