果物が大好きで、タイのフルーツもこの4年半で結構食べてきたので、旬のフルーツを月ごとにまとめてみました!
色んな本やサイトを見ましたが、タイは1年中暑いこともあってか、それぞれで旬の時期の解釈がかなり異なります(^^;)
北から南まで各地域で採れる時期が違ったりもするので、ほとんどのものが通年食べれると思ってもいいのかも。
それでもやっぱり旬の時期にしか食べられないものや、旬の時期が一番美味しくて安いのでまとめてみました。一緒に食べ方も載せています。
旬の時期の基準に関しては、Thai Squareさんのタイのフルーツリスト、バンコクナビさんの今月のフルーツシリーズ、バンコクマダムさんのフルーツ特集の記事を参考にしつつ、一番美味しいと感じる時期を自分基準で書きました。
一番旬の月に載せてますが、前後の月でも食べられたり、旬はあるもののやはり通年売っているものもあります。
また特に旬の時期がなく、通年食べられるものも一番下に載せてます(^^)
旬:3月~5月頃(通年)
通年見かけるマンゴーですが、最も出回り、安くなるのは一番暑い4月前後。
タイのマンゴーの種類は60種を超えるそうで、細かな違いはさっぱり分かりません。
ナムドックマーイ種が甘くて美味しいと有名ですが、ナムドックマーイでも甘すぎるのは苦手で、程よく酸味のあるやつが好き。美味しいマンゴーって本当にびっくりするくらい美味しいです。
4月には多くの店でマンゴーを使ったデザートが出ます。また、もち米と一緒に食べる「カオニャオマムアン」も癖になる美味しさ。
このむき方が簡単で食べやすいです。見栄えもするし。皮は剥かずに種を挟んで2個に分け、あとは皮まで切らないように格子状に線を入れるだけ。
ただこれだと子供は手を汚すのでサイコロ状に切った方が後片付けは楽。
息子もマンゴーが大好きで、「まうあん食べたい!」とよく言うので旬の時期は毎日食べています(´-`)
(ウルシ科のマンゴーはアレルギー反応が出る場合があるので初めて与えるときは要注意)
▶ カオニャオマムアンについての記事はこちら。
【ハイパーカロリースイーツ!SWENSEN'S スウェンセンで季節限定「カオニャオマムアンアイス」を食べてみた】
旬:3〜5月頃(通年)
こちらも通年見かけるドラゴンフルーツですが、最も多く出回るのは暑期のこの時期。
ドラゴンフルーツには2種類あります。
写真左は中身が白く、右側は赤いです。見分け方としては中身が白い方はトゲトゲが大きく色が黄色っぽい。
中身が赤い方はトゲトゲが小さく、トゲトゲの先端が緑色。全体の大きさも赤い方が小さい。また赤い方は皮にシワがよっていることが多いです。
ちなみにドラゴンフルーツはサボテン科なんだそう。トゲトゲな見た目に納得!
むき方は簡単。上の写真は違いが分かりやすいように切りましたが、いつもは先に上下を切り落としてから縦に切ります。
あとは皮と実の間に手をはさむと簡単にてろんとめくれます。
お味は実が白い方はほのかに甘みと酸味があります。強烈な見た目とは裏腹に味が薄く、食感はシャビシャビとした感じ。
実が赤い方は甘みと酸味が程よく、シャビシャビというよりはジューシーな感じ。私は大好きです。同じ種類でもこんなに味が違うなんてと思うほど、赤い方が美味しい!価格も赤い方が高いです。
なお赤いドラゴンフルーツは色素が移りやすいので要注意。むくだけでも手が赤くなります。草木染めならぬフルーツ染めをやったらいい色が出そう。
旬︰3月~5月(通年)
タイのど定番フルーツ、ココナッツですが一番甘くて美味しいのはこちらも4月前後。
タイに来るまでは、以前に飲んだ印象でココナッツは美味しくないイメージだったけど、今では大好き。さっぱりとした甘さはポカリに似た味で暑いときについ飲みたくなる。
実際成分もポカリなどのスポーツドリンクと同じく、カリウムなどのミネラルが多く含まれてるというから驚き!まさに天然のスポーツドリンク。
こんなふうに実の部分だけをむいてスーパーで販売されていたりもします。ぷるんぷるんでかわいらしい見た目。
ココナッツの実がたっぷり入ったココナッツジュースや、
ココナッツプリンも有名です。このOTOP(タイ政府公認・一村一品運動)のココナッツプリンが美味しくてオススメ。
フジスーパー2号店で購入しました。
旬:4月〜6月頃
直径50m~1mほどの巨体で、ドリアンのトゲトゲを小さくしたような見た目の中に黄色い実がたくさん入っています。
味はフルーツ味のガムそのもの!後味の風味がガムっぽく、しなシャリ食感もガムっぽい。私は苦手です(^^;)
旬:5月中旬~6月中旬
大好きな生ライチ。これだけはこの時期にしか出回らないし、時期が短いです。
「楊貴妃が愛した果物」と呼ばれるジャカパット種のライチはとってもみずみずしくて、程よい酸味と甘みがたまらない。
木の枝ごと売られていることが多い。枝から取ると新鮮さが失われていくからだとか。
中には黒い種があります。
はじめて生ライチを食べたときは、私の知っているライチとあまりにかけ離れていて衝撃的でした。というか今まで食べていたライチが冷凍ライチであることをはじめて知りました。
冷凍ライチよりもふたまわりほどでかく、冷凍ライチの独特の香りもありません。
酸味と甘さが絶妙で、在住日本人に一番人気のフルーツかも!
▶ ライチの詳細はこちらの記事をどうぞ。
〇 【絶品タイの生ライチ。この美味しさを日本にも届けることができるのか?ライチの缶詰を食べた感想】
〇 【生ライチの美味しさを届けられるのか?第2弾!2種類のライチジャムを食べた感想】
言わずと知れた果物の王様。旬の季節にはソイの中でトラックにドリアンを山ほど積んで販売してます。
匂いのきついドリアンですが、むきたてのものは口に入れた瞬間の臭みが少なく、口当たりは本当になめらか!とろんとろんで、ものすごくクリーミー!超濃厚のトロトロフワフワ。あの食感は食べてみないと分からないかも!
味は濃厚生クリームメロンって感じです。
ちなみに初めて食べたドリアンはハズレで、ニラっぽい味がしました。。ドリアンはとにかく鮮度命なので、その場でむいてもらうのが一番かも。
旬:5月~8月頃
見た目がいかついこの子。中身は白くて楕円形の果肉に、真ん中に種があります。
味はライチに似てると言われることがありますが、たぶんそれはホンフワイ種のことで、ジャカパット種とは食感、味ともにかなり違うように思います。ランブータンは梨のように甘くて酸味はほとんどなし。食感は少しザラっとしています。
実と種の間に渋皮があり、それがどうしても実にくっついてしまうのが難点。聞けばタイの人はキレイにむけるらしい。
旬:6月〜8月頃
「果物の女王」と称されるマンゴスチン。
ヘタ部分と底にギュッと力を入れると分厚い皮にヒビが入りパカッと割れます。
中には白くてやわらかい果肉。
いい香りがして、お味は甘酸っぱくてクリーミー。
痛みやすいのか、割ってみたらぐじゅぐじゅっと透明になった実が現れることも多々。ヘタが緑色で小さいものの方が鮮度がいいそう。
またヘタの裏に小さな虫が隠れていて、むくときに出てきたりするので要注意、、!
旬:6月〜8月頃
じゃがいもを小さくしたものがブドウの房にたくさんついているような見た目。皮の内部に粘着成分があり、むいていると段々手がペタペタしてきます。
これも実と実の間には虫がついていることもあるので(BigCで買ったやつがそうでした、、)買う前によく確認することをオススメします!
中身はラフランスのような味に、ぷにゅぷにゅの食感がとても美味しい。
中には種があり、かむと苦いです。見た目がほぼ同じなランサートというフルーツもあります。
▶ 見分け方&ロンコンの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【今が旬のロンコン。見た目はじゃがいも、お味はほんのり酸味のあるラフランス】
旬︰6~8月頃
夫の運転手さんが好きで勧められて買ってみたサラ。ドリアンのように香りが強く、置いてあるとすぐ分かります。でも嫌な香りではなく、フルーティーな香り。
皮がかなりトゲトゲしていてむくのが辛かったです(泣)むいたものが売っているのでそちらを買うのがいいかも。
中身はこんな感じ。肺みたいな形がおもしろい。
味は結構すっぱいですが美味しいです。癖になる味。
旬:6月~7月
昨年はじめて見たフルーツ。真ん中の梨色のフルーツがグラトーン。皮や実のかたさも梨に近いです。
中身はこんな感じ。時間が経つと変色してきます。
このフルーツ、皮に近い方と中心部で食感と味にかなり差があり、中心部はりんごのような梨のような味で、食感はむにょむにょ!噛みきれない。そして外側はすっごく酸っぱい!
なんとも不思議なフルーツですが、タイの人に聞くと、外の酸っぱい部分はソムタムに入れることが多いそう。ライムの代わり的な?
旬:7~9月頃(通年)
7~9月頃が旬のパッションフルーツですが、フレッシュジュースを作ってくれるお店では年中見かけます。
表面がツルツルの状態はかなりすっぱいので、シワシワになるまで3〜4日ほど待ちましょう。
シワシワになると甘みが増します。
オススメの食べ方はプレーンヨーグルトとバニラアイスを混ぜたヨーグルトアイスにパッションフルーツをかけて食べること!これ本当に美味しいです。絶対ハマる。
旬:7~9月頃
釈迦の頭のような見た目から釈迦頭と呼ばれるフルーツ。このでこぼこの皮を手でポロポロと取って、かじりつきます。
食感は表面はジャリジャリ、中はぶにょっと。味は甘いクリーミーなリンゴのよう。加工したリンゴのお菓子、りんごケーキのような。リンゴから酸味を無くしたような?笑
リンゴというより梨っぽい。少し独特な香りがします。
旬:7月~9月頃
見た目がロンコンと似ていますが、ロンコンは房状なのに対し、こちらは枝状。黒くて丸い種があります。
ロンガンにもいくつか種類があるようですが、甘みが強く、熟れた梨のような味。ランブータンにも少し似ている気がします。
旬:8~12月
ザボンと同じ品種で、優しい酸味とさっぱりした甘さが人気のソムオー。
ソムオーも大好きで時期にはよく買います。タイフルーツの中では値段は高め。
ソムオーには淡い黄色(写真左)とピンク色(写真右)の2種類あります。私は淡い黄色のカーオナームプンの方が好き。
むいたものがパックになって売られていますが、むきたてが一番美味しいので1玉買いがオススメ。
▶ ソムオーの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【ソムオーはむきたてが一番美味しい!1玉買いのススメ】
旬:11月~1月頃(通年)
通年見かけるパパイヤですが、私は雨期の終わり頃から乾期の間が一番甘く、独特の香りも弱く感じます。
切るとでかキャビアのような種がいっぱい。この断面図が好きで、パパイヤ断面図ポーチを愛用してます(^^)
むくときはこの種と内側の白い部分をスプーンでくり抜き、
適当な大きさに切って皮をむいて、
出来上がり。ただ値段はそれほど変わらないので、カット売りの方が断然楽です。笑
木タラに出ているパパイヤ専門の屋台が特に美味しくて息子も大好き。
旬:12月〜2月頃
和名はインドナツメ。青リンゴのような味だけど酸味は少なくシャッキリとさわやか。癖がない味だけど、癖になる美味しさです。
皮がうすいので、そのままかじれます。タイで売っている日本のりんごは高いし、欧米のりんごは酸味が強いので、プッサーはかなりオススメ。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
【青リンゴみたいな jujube(ジュジュべ)というフルーツが美味しい!】
旬:2月〜6月頃
出産後の病院食で毎度出てきた思い出が強いチョンプー。
味は梨や薄めのブドウ、薄めのポカリスエットのよう。ハズレのものは本当に味がしません。笑
水分量がとっても多く、噛む度水分が溢れだします。食感はシャキシャキというよりはシャリシャリ。歯ごたえはそこまでありません。水分補給したいときにいいかも。
旬:2月〜5月頃
茶色いそら豆のような見た目のタマリンド。スイートタマリンドと呼ばれる甘くて干し柿に少し酸味を足したような味のものと、トムヤムクンなどのタイ料理の酸味として使われる酸っぱいものとがあります。
上の写真は後者の酸っぱいもので「マカーム・プリアオ」。ねちょっとした食感に梅干しのようにすっぱい味。このすっぱさ、まさに酸味が効いたタイ料理のスープ系の後味!
中身はこんな感じ。筋と種があります。
タマリンドは食物繊維が豊富、また酸味成分のクエン酸には整腸作用があり、便秘にとってもよく効くそう。ちなみに鉄分も豊富!
【タマリンドの栄養価と効用- 旬の食材百科】
ハーブの先生には、この酸っぱいタマリンドと黒糖をお湯で割って飲むといいよと言われました。黒糖なしではすっぱすぎて飲めない(^^;) 確かによく効きます!
フジスーパーに皮、筋、種を取り除いた砂糖なしのドライタマリンドが売られていたので買ってみました。
9個入って85バーツ。個包装なのが嬉しい。
お味はプルーンにかなり近いです。甘みと酸味がほどよくて美味しい。かすかな風味はやはり梅干し!
また上の写真の「マカーム・テー」という種類や、「マカーム・ポム」という丸いものもあります。
マカーム・テーはプラカノン市場で発見し、買ってみたのですが、丸一日袋に入れたまま外に出しておいたら、水滴とともに羽毛のようなカビがぶわっと生えてしまい、処分したため食せず(泣)
バンコクナビさん曰く、緑のものは豆のようで、赤いものは甘酸っぱいよう。
旬:2月中旬~4月中旬
ビワのような見た目のマヨンチット。生ライチ同様、この時期にしか出回りません。そしてお高い!10個入りで200バーツとかします。
中には大きめの種があります。
お味は酸っぱめのマンゴーと桃と柿を足して3で割ったような感じ。
柿のようなオレンジ色で、端から蜜が出ているものがオススメ。
マヨンチットにそっくりなマプラーンというフルーツもありますが、そちらは酸味がなく甘いです。見た目では区別がつかないので買うときにお店の人に聞きましょう。
▶ マヨンチットの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【2ヶ月限定!タイの高級フルーツ「マヨンチット」を食べてみた】
薄い味とは裏腹にビタミンCはレモンの倍以上あるグアバ。青みや渋みがあるけど、これがまたハマる美味しさ。
丸ごと買った場合は冷蔵庫に5日ほど置いておくと甘みが増します。
なかなか見かけないピンクグアバ。普通のグアバより甘みが強くてとっても美味しいです!
▶ グアバの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【ハマる味♡グアバ&グルメマーケットのフレッシュグアバジュース】
ジュースでしか飲んだことがないけど、ザクロも1年中楽しめます。スーパーにも並んでるけど、なんとなくまだ買ったことがないので今度試してみようかな。
以上、タイのトロピカルフルーツでした!
同じフルーツでも物によって当たりハズレが激しいので(ホテルの朝食で出るフルーツは大体美味しくない)、旬の時期も考慮しながら是非何度か食べてみてください(^^)
ちなみに先日こんなかわいいフルーツカードを本屋で買いました。
5~8歳対象のドリル用のカード。絵が忠実でタッチもすごく好き!知らないフルーツもいくつかあったので、見かけたら食べたいな。
色んな本やサイトを見ましたが、タイは1年中暑いこともあってか、それぞれで旬の時期の解釈がかなり異なります(^^;)
北から南まで各地域で採れる時期が違ったりもするので、ほとんどのものが通年食べれると思ってもいいのかも。
それでもやっぱり旬の時期にしか食べられないものや、旬の時期が一番美味しくて安いのでまとめてみました。一緒に食べ方も載せています。
旬の時期の基準に関しては、Thai Squareさんのタイのフルーツリスト、バンコクナビさんの今月のフルーツシリーズ、バンコクマダムさんのフルーツ特集の記事を参考にしつつ、一番美味しいと感じる時期を自分基準で書きました。
一番旬の月に載せてますが、前後の月でも食べられたり、旬はあるもののやはり通年売っているものもあります。
また特に旬の時期がなく、通年食べられるものも一番下に載せてます(^^)
3月、4月(暑期)
マンゴー/マムアン มะม่วง
通年見かけるマンゴーですが、最も出回り、安くなるのは一番暑い4月前後。
タイのマンゴーの種類は60種を超えるそうで、細かな違いはさっぱり分かりません。
ナムドックマーイ種が甘くて美味しいと有名ですが、ナムドックマーイでも甘すぎるのは苦手で、程よく酸味のあるやつが好き。美味しいマンゴーって本当にびっくりするくらい美味しいです。
4月には多くの店でマンゴーを使ったデザートが出ます。また、もち米と一緒に食べる「カオニャオマムアン」も癖になる美味しさ。
ただこれだと子供は手を汚すのでサイコロ状に切った方が後片付けは楽。
息子もマンゴーが大好きで、「まうあん食べたい!」とよく言うので旬の時期は毎日食べています(´-`)
(ウルシ科のマンゴーはアレルギー反応が出る場合があるので初めて与えるときは要注意)
▶ カオニャオマムアンについての記事はこちら。
【ハイパーカロリースイーツ!SWENSEN'S スウェンセンで季節限定「カオニャオマムアンアイス」を食べてみた】
ドラゴンフルーツ/ゲーオマンゴン แก้วมันกร
こちらも通年見かけるドラゴンフルーツですが、最も多く出回るのは暑期のこの時期。
ドラゴンフルーツには2種類あります。
写真左は中身が白く、右側は赤いです。見分け方としては中身が白い方はトゲトゲが大きく色が黄色っぽい。
中身が赤い方はトゲトゲが小さく、トゲトゲの先端が緑色。全体の大きさも赤い方が小さい。また赤い方は皮にシワがよっていることが多いです。
ちなみにドラゴンフルーツはサボテン科なんだそう。トゲトゲな見た目に納得!
あとは皮と実の間に手をはさむと簡単にてろんとめくれます。
実が赤い方は甘みと酸味が程よく、シャビシャビというよりはジューシーな感じ。私は大好きです。同じ種類でもこんなに味が違うなんてと思うほど、赤い方が美味しい!価格も赤い方が高いです。
なお赤いドラゴンフルーツは色素が移りやすいので要注意。むくだけでも手が赤くなります。草木染めならぬフルーツ染めをやったらいい色が出そう。
ココナッツ/マプラーオ มะพร้าว
タイのど定番フルーツ、ココナッツですが一番甘くて美味しいのはこちらも4月前後。
タイに来るまでは、以前に飲んだ印象でココナッツは美味しくないイメージだったけど、今では大好き。さっぱりとした甘さはポカリに似た味で暑いときについ飲みたくなる。
実際成分もポカリなどのスポーツドリンクと同じく、カリウムなどのミネラルが多く含まれてるというから驚き!まさに天然のスポーツドリンク。
フジスーパー2号店で購入しました。
ジャックフルーツ/カヌン ขนุน
直径50m~1mほどの巨体で、ドリアンのトゲトゲを小さくしたような見た目の中に黄色い実がたくさん入っています。
5月(暑期)
ライチ/リンヂー ลิ้นจี่
大好きな生ライチ。これだけはこの時期にしか出回らないし、時期が短いです。
「楊貴妃が愛した果物」と呼ばれるジャカパット種のライチはとってもみずみずしくて、程よい酸味と甘みがたまらない。
木の枝ごと売られていることが多い。枝から取ると新鮮さが失われていくからだとか。
中には黒い種があります。
はじめて生ライチを食べたときは、私の知っているライチとあまりにかけ離れていて衝撃的でした。というか今まで食べていたライチが冷凍ライチであることをはじめて知りました。
冷凍ライチよりもふたまわりほどでかく、冷凍ライチの独特の香りもありません。
酸味と甘さが絶妙で、在住日本人に一番人気のフルーツかも!
▶ ライチの詳細はこちらの記事をどうぞ。
〇 【絶品タイの生ライチ。この美味しさを日本にも届けることができるのか?ライチの缶詰を食べた感想】
〇 【生ライチの美味しさを届けられるのか?第2弾!2種類のライチジャムを食べた感想】
ドリアン/トゥリアン ทุเรียน
旬:5月~9月頃言わずと知れた果物の王様。旬の季節にはソイの中でトラックにドリアンを山ほど積んで販売してます。
味は濃厚生クリームメロンって感じです。
ちなみに初めて食べたドリアンはハズレで、ニラっぽい味がしました。。ドリアンはとにかく鮮度命なので、その場でむいてもらうのが一番かも。
ランブータン/ンゴ เงาะ
見た目がいかついこの子。中身は白くて楕円形の果肉に、真ん中に種があります。
味はライチに似てると言われることがありますが、たぶんそれはホンフワイ種のことで、ジャカパット種とは食感、味ともにかなり違うように思います。ランブータンは梨のように甘くて酸味はほとんどなし。食感は少しザラっとしています。
実と種の間に渋皮があり、それがどうしても実にくっついてしまうのが難点。聞けばタイの人はキレイにむけるらしい。
6月(雨期)
マンゴスチン/マンクット มังคุด
「果物の女王」と称されるマンゴスチン。
ヘタ部分と底にギュッと力を入れると分厚い皮にヒビが入りパカッと割れます。
中には白くてやわらかい果肉。
痛みやすいのか、割ってみたらぐじゅぐじゅっと透明になった実が現れることも多々。ヘタが緑色で小さいものの方が鮮度がいいそう。
またヘタの裏に小さな虫が隠れていて、むくときに出てきたりするので要注意、、!
ロンコン/ロンゴーン ลองกอง
じゃがいもを小さくしたものがブドウの房にたくさんついているような見た目。皮の内部に粘着成分があり、むいていると段々手がペタペタしてきます。
これも実と実の間には虫がついていることもあるので(BigCで買ったやつがそうでした、、)買う前によく確認することをオススメします!
中身はラフランスのような味に、ぷにゅぷにゅの食感がとても美味しい。
▶ 見分け方&ロンコンの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【今が旬のロンコン。見た目はじゃがいも、お味はほんのり酸味のあるラフランス】
サクラヤシ/サラ สละ
夫の運転手さんが好きで勧められて買ってみたサラ。ドリアンのように香りが強く、置いてあるとすぐ分かります。でも嫌な香りではなく、フルーティーな香り。
皮がかなりトゲトゲしていてむくのが辛かったです(泣)むいたものが売っているのでそちらを買うのがいいかも。
味は結構すっぱいですが美味しいです。癖になる味。
サントール/グラトーン กระท้อน
昨年はじめて見たフルーツ。真ん中の梨色のフルーツがグラトーン。皮や実のかたさも梨に近いです。
このフルーツ、皮に近い方と中心部で食感と味にかなり差があり、中心部はりんごのような梨のような味で、食感はむにょむにょ!噛みきれない。そして外側はすっごく酸っぱい!
なんとも不思議なフルーツですが、タイの人に聞くと、外の酸っぱい部分はソムタムに入れることが多いそう。ライムの代わり的な?
7月(雨期)
パッションフルーツ/サワロット เสาวลส
7~9月頃が旬のパッションフルーツですが、フレッシュジュースを作ってくれるお店では年中見かけます。
表面がツルツルの状態はかなりすっぱいので、シワシワになるまで3〜4日ほど待ちましょう。
シュガーアップル/ノーイナー น้อยหน่า
釈迦の頭のような見た目から釈迦頭と呼ばれるフルーツ。このでこぼこの皮を手でポロポロと取って、かじりつきます。
食感は表面はジャリジャリ、中はぶにょっと。味は甘いクリーミーなリンゴのよう。加工したリンゴのお菓子、りんごケーキのような。リンゴから酸味を無くしたような?笑
リンゴというより梨っぽい。少し独特な香りがします。
ロンガン/ラムヤイ ลำไย
見た目がロンコンと似ていますが、ロンコンは房状なのに対し、こちらは枝状。黒くて丸い種があります。
ロンガンにもいくつか種類があるようですが、甘みが強く、熟れた梨のような味。ランブータンにも少し似ている気がします。
8月、9月、10月(雨期)
ポメロ/ソムオー ส้มโอ
ザボンと同じ品種で、優しい酸味とさっぱりした甘さが人気のソムオー。
ソムオーも大好きで時期にはよく買います。タイフルーツの中では値段は高め。
むいたものがパックになって売られていますが、むきたてが一番美味しいので1玉買いがオススメ。
▶ ソムオーの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【ソムオーはむきたてが一番美味しい!1玉買いのススメ】
11月(乾期)
パパイヤ/マラコー มะละกอ
通年見かけるパパイヤですが、私は雨期の終わり頃から乾期の間が一番甘く、独特の香りも弱く感じます。
切るとでかキャビアのような種がいっぱい。この断面図が好きで、パパイヤ断面図ポーチを愛用してます(^^)
木タラに出ているパパイヤ専門の屋台が特に美味しくて息子も大好き。
12月、1月(乾期)
ジュジュべ/プッサー พุทรา
和名はインドナツメ。青リンゴのような味だけど酸味は少なくシャッキリとさわやか。癖がない味だけど、癖になる美味しさです。
皮がうすいので、そのままかじれます。タイで売っている日本のりんごは高いし、欧米のりんごは酸味が強いので、プッサーはかなりオススメ。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
【青リンゴみたいな jujube(ジュジュべ)というフルーツが美味しい!】
2月(乾期)
ローズアップル/チョンプー ชมพู่
出産後の病院食で毎度出てきた思い出が強いチョンプー。
味は梨や薄めのブドウ、薄めのポカリスエットのよう。ハズレのものは本当に味がしません。笑
水分量がとっても多く、噛む度水分が溢れだします。食感はシャキシャキというよりはシャリシャリ。歯ごたえはそこまでありません。水分補給したいときにいいかも。
タマリンド/マカーム มะขาม
茶色いそら豆のような見た目のタマリンド。スイートタマリンドと呼ばれる甘くて干し柿に少し酸味を足したような味のものと、トムヤムクンなどのタイ料理の酸味として使われる酸っぱいものとがあります。
上の写真は後者の酸っぱいもので「マカーム・プリアオ」。ねちょっとした食感に梅干しのようにすっぱい味。このすっぱさ、まさに酸味が効いたタイ料理のスープ系の後味!
タマリンドは食物繊維が豊富、また酸味成分のクエン酸には整腸作用があり、便秘にとってもよく効くそう。ちなみに鉄分も豊富!
【タマリンドの栄養価と効用- 旬の食材百科】
ハーブの先生には、この酸っぱいタマリンドと黒糖をお湯で割って飲むといいよと言われました。黒糖なしではすっぱすぎて飲めない(^^;) 確かによく効きます!
お味はプルーンにかなり近いです。甘みと酸味がほどよくて美味しい。かすかな風味はやはり梅干し!
マカーム・テーはプラカノン市場で発見し、買ってみたのですが、丸一日袋に入れたまま外に出しておいたら、水滴とともに羽毛のようなカビがぶわっと生えてしまい、処分したため食せず(泣)
バンコクナビさん曰く、緑のものは豆のようで、赤いものは甘酸っぱいよう。
プラムマンゴー/マヨンチット มะยงชิต
ビワのような見た目のマヨンチット。生ライチ同様、この時期にしか出回りません。そしてお高い!10個入りで200バーツとかします。
中には大きめの種があります。
柿のようなオレンジ色で、端から蜜が出ているものがオススメ。
マヨンチットにそっくりなマプラーンというフルーツもありますが、そちらは酸味がなく甘いです。見た目では区別がつかないので買うときにお店の人に聞きましょう。
▶ マヨンチットの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【2ヶ月限定!タイの高級フルーツ「マヨンチット」を食べてみた】
通年
グアバ/ファラン ฝรั่ง
▶ グアバの詳細はこちらの記事をどうぞ。
【ハマる味♡グアバ&グルメマーケットのフレッシュグアバジュース】
ザクロ/タップティム ทับทิม
以上、タイのトロピカルフルーツでした!
同じフルーツでも物によって当たりハズレが激しいので(ホテルの朝食で出るフルーツは大体美味しくない)、旬の時期も考慮しながら是非何度か食べてみてください(^^)
ちなみに先日こんなかわいいフルーツカードを本屋で買いました。
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