台湾で我が家がお世話になった日本語の通じる保育園・幼稚園(中山區・中山國小駅付近住み)


今回は私が台湾(台北)でお世話になった保育園、幼稚園、見学に行った幼稚園4ヶ所についてまとめてみました。

住んでいる日本人コミュニティではお馴染みの場所もありますが、台湾の日本人社会は口コミで情報共有されることが多く、ネット上に情報が全然落ちてないんです(涙)観光情報は山ほどあるのにな(;_;)

日本人学校のある天母地区や未就学児日本人ママ向けの巨大LINE(500人!)で情報交換されたり。

LINEではおすすめ情報を上げてもらえるし困っていることが相談できるので非常にありがたかったですが、招待してもらえないと入れないので、行った当初は情報がなく、知り合いもいなくて、とても不安でした。

私は中山區の中山國小駅付近に住んでいたのでその周辺の情報が多いです。偏った情報にはなりますが、お困りの方の参考になると嬉しいです。

保育園:台北こども園

次男が2歳になってから半年間だけですが(本帰国のため)、週2で「台北こども園」という信義區にある保育園に通っていました。

場所はココ↓

台北101/世貿駅から閑静な住宅街を歩いて10分ほどの場所にあります。

こちらに決めたきっかけは、長男と同じ幼稚園に通っていた子が小さい頃に行っていて、様子が聞けたり、資料など見せてもらえて雰囲気が分かっていたから。

保育園となると家の近くには中国語や英語のところしかなく、長男と違って人見知り強めな次男が安心して通えるところ、私も様子を日本語で教えてもらえるところがいいなと選びました。

ただマンションの1階のスペースが保育園となっており、狭いため保育できる人数は15人ほど。常に人がいっぱいで空きがあるかわからないとのことでした。

電話したところ、コロナ禍ということもありちょうど空きがあり見学へ。

3回体験入園させてもらい、正式に通うことになりました。

うちは2歳すぐだったので毎日ではなく、週2で通いました。しばらくは9時〜12時半で、慣れてきたら14時半までに。

時間は、
◯ 9時〜12時半
◯ 9時〜14時半
◯ 9時〜16時半
とあり、日払い計算だとそれぞれ数百バーツずつお値段が違います。
(幼稚園として毎日通う子はお月謝)

時間はお願いすれば変更ができて、お兄ちゃんの帰りに合わせて12時半帰りにしたり、帰国前には一度16時半までお願いした時もありました!

風邪でお休みのときは同月内で別日に変更させてもらえたりと融通を利かせてもらえてありがたかったです。

手作りのお昼ごはんもあります。

送迎もあります(乗合タクシー的な感じで)。
これも帰国前に一度使いましたが、楽しく帰ってくるかと思ったら先生に抱っこされながら大泣きで帰ってきた(笑)心細かったね(^^;)

送り迎えは大変でした!住んでいた中山國小駅付近からはなかなか遠く、地下鉄を乗り継いでいったり、バスを乗り継いでいったり、なんやかんや1時間くらいみて通ってたので(><)

好きなヘルパーさんのお膝に座る次男。笑

保育は基本的に日本語で、カタコトで話せるヘルパーさんが2〜3人いました。

私が通っていた頃は日本人の先生がちょうどいなかったのですが、園長先生が日本語流暢です(穏やかで優しい)。

通っている子もほとんど日本人だったと思います。

英語の先生など外部から先生が来てくれたりも。

こうやって様子をLINEで送ってくれるのがありがたかったです。

コロナ禍でイベントごとは少なかったですが、ちょっと規制が緩くなってきた頃に参加したクリスマス会。

FBの投稿を見ると、今は楽しそうなイベントがたくさんあるみたい!

保育中の私はというと、家に帰ると往復する時間が勿体ないので、近くを散策したり、市場へ行ったり、カフェで作業をしたりしていました。

普段こっち方面はなかなか行かないので面白かったです。台北101を間近で見れるのも良かった!

次男は通うのはあまり乗り気ではなかったですが(^^;)、通園途中コンビニでヤクルトを買ったり、トミカで遊びながらだましだまし通いました。笑

情報や時間など変更しているかもしれないので、最新情報は公式FBページの連絡先から問い合わせてみてください▽
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名前:台北こども園
住所:台北市信義區莊敬路289巷10號
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幼稚園:菁英幼兒園

長男は、中班(年中)の11月頃から卒園まで約1年半、大安區にある「菁英(じんいん)幼兒園」に通っていました。

知ったきっかけは内見中に不動産屋さんに日本人の先生がいるらしいと教えてもらって。ネットで電話番号を検索して連絡、日時を相談して見学に行きました。

決めるまでに4つの幼稚園を見学、その後もう一ヶ所見学、計5ヶ所を見て決めました(他の幼稚園についても後述してます)。

場所はここ↓

こちらに決めた理由は、日本人の先生がいること、日本語の授業があること、スクールバスでの送迎があったので。園長先生の温かい雰囲気もいいなと思いました。

特にスクールバスで通えることがでかかったです。
(園バスはどこもこんな感じのバンで園名だけが違う)

他の台北市内の日本語が使える幼稚園では、そもそもスクールバスがなかったり、対象地域外だったり、その時点では満席で空くまでは送っていかなければならなかったりだったので。

ただこれも住んでいる場所によるので、要確認。

長男のクラスは16人中6人が日本人でした。学年によって日本人の子の比率が多かったりもしました。

授業は基本的に中国語で、慣れるまでは日本人の先生がしっかりめにサポートしてくれるのと、週に2回日本語の授業もありました。
ある週の予定表。

保育時間は9時〜15時半までで、バスに乗って8時半〜16時半くらいに帰宅していました。課外授業を申し込めばもっと遅くまで預かってもらえます。

給食は園で手作り。
こんな容器を持っていって家で洗ってまた持っていく感じ。

日本語でも毎月のイベントが教えてもらえてました。

クラス専用のFacebookがあり、上記のようなお知らせが届くのと、専用のアプリがあって、その日にやったことや子供の様子を日本語で送ってもらえていました。

入った当初は特に様子を詳細に書いてもらっていました。長男は中班(年中)の秋から入ったので、一人だけ中国語が分からずキツかったと思うので(><)

そんなとき日本人の先生が寄り添ってくれて、長男にはもちろん、私のことも気にかけていただいて。今思うと精神的にしんどかったんですよね。海外to海外の引越しに生後2ヶ月の次男もいて。

いつもは割と淡々とした先生で、感情の起伏もあまりない先生なんですが、本当によく見てくれていて、優しい言葉を親子共にかけていただきました。

長年働かれてるっぽいのでまだその先生かな?いざというときに頼りになる先生です。

施設としては、菁英も住宅街の建物の一角(地下〜2階)が幼稚園なのであまり広くなく、校庭もありません。
地下にこんな感じのミニホールがあってそこで運動やイベントをしたり、
週に1〜2回近くの公園へ遊びに行っていました。

園外保育も結構ありました。
科学館に行ったり、動物園に行ったり、市場に行ったり。

イベントごとで言えばハロウィンも結構豪華!みんな派手な服を着て幼稚園の近所のお店を回ってお菓子をもらいます。

クリスマス頃には大きなホールでの発表会もあります。

日本文化に触れる授業もありました。節分に豆まきをしたり(日本のお豆じゃなくて落花生!笑)、ひな祭りにちらし寿司を作ったり。

実験や工作、アート的な授業も多く、自由にのびのびというより学び系の要素が強いです。

あと驚いたのが旧正月の紅包!中華圏版のお年玉なんですが、園児たちにももらえるんです、現金が!(小額ではあるけど)クリスマスプレゼントも豪華だったし、ビックリでした。

あとは、年末のギリギリまで幼稚園があることも驚きでした。その分旧正月がお休みなんですが、お休みが少なくて日本の保育園みたい?

服は、制服と体操服があって、制服で登園する日、体操服の日は決まっていて、その他の日は私服でした。

一つ台湾で特徴的なのが、お昼寝タイムがあり、大班(年長)であっても必ず寝なければなりません(日本の保育園もそう?)。そして寝ないと怒られる!笑。長男は寝られず、でも静かに布団に入っていないといないので、その時間が苦手だったようです。

台湾では小学校でもお昼寝タイ厶があって、机に突っ伏す時間が設けられてるそうな!なんでも校則で義務付けられてるとか。また夫の会社でも昼休みには電気が暗くなり、突っ伏して寝てる台湾人も結構いたそうです。習慣だなぁ。

長男は持ち上がりだった台湾人の先生がこわめで好きじゃなかったと(^^;) まぁこの辺は相性があるのでなんとも。

台湾の幼稚園は9月始まり、7月前後に卒園なので、日本班は3月に一足先に卒園する形になります。卒園式の日は通常通り幼稚園があり(!)式は夕方からでした。台湾班の子たちやその親も(!)来てくれて温かい式でした(^^)

はじめは家に中国語の先生に来てもらい、習ったりもして大変だったと思うけど、持ち前の明るさと喋らずにはいられない性格で、あっという間に話せるようになり溶け込んでいった長男に勇気づけられました。
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名前:菁英幼兒園
住所:台北市大安區新生南路一段119巷15號
TEL:06227718292
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その他見学した幼稚園4ヶ所

他に見た幼稚園の感想と選ばなかった理由も簡単にまとめて見ました。

博如日本幼稚園

日本人の子が多く通う「博如(ひろか)日本幼稚園」。日本人が多く住む士林區にあります。

私が見学に行ったときは1クラス30人強×2〜3クラス(1学年)。人数が多すぎて、先生たちも手一杯な雰囲気で、見学のときに先生がキツめに叱っていてあまりいい印象ではありませんでした(絶対大変だよね泣)。

ただその後行政から指摘が入り是正されたそうで、今は解消されているのかな?

行事や課外教室、習い事が豊富。児童館もあって、小学校に上がっても預かってもらえるそう。日本人が圧倒的に多いから、日本人学校へ行くなら知り合いが多くて親も子も安心かも。

給食もスクールバスもあり。私が見学した時は行きのバスがいっぱいで、席が空くまでは3駅先
まで毎日送らねばならず(乗り換えもある)、見送りました。
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名前:博如日本幼稚園
住所:台北市士林区克強路10巷9弄29、31号1F
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みんなの家

モンテッソーリ教育をベースとしている「みんなの家」。松山區の台北小巨蛋駅から歩いて10分ほどの場所。

日本人の先生が3人いらっしゃって、園児は15人ほどでこちらも日本語でOK。

見学した当時はモンテッソーリというのを何となくしか分かっていなくて、遊び中心で楽しそうだなぁと思いましたが。

子どもが夢中になる、集中できる教具や仕掛けがたくさんあり、素敵な場所でした。近くの公園にも毎日行くとのこと。

規律を持ってきちんと、ではなく子供のやりたい、を重んじる園。

ただこちらはスクールバスがなく、時間も短め(日本と同じくらい)。給食もないので毎日持たせる必要あり。コンビニで買ってくる子もいるよ、とのことだったので気は楽そうですが、毎日抱っこ紐で次男を抱えて路線バスでの送迎はキツイなと断念。

教育方針に共感し、遠くから通ってる方もいるとのことでした。近くだったら通わせたかったなぁ。
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名前:みんなの家  我們家文理補習班
住所:台北市松山區民生東路四段80巷3弄4號1F
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台北白百合学園国際幼稚園

信義安和駅近く(大安區)にある「台北白百合(しらゆり)学園国際幼稚園」

こちらも日本語メインの幼稚園。菁英と同じく校庭はありませんが中庭や目の前に公園があるのと、中でも遊べる仕組みあり。

日本人の園長先生で日本語メインの幼稚園。いい雰囲気ではありましたが、バスが近くのみということで断念。

中班からならすぐ入れるけど3歳のクラスはすぐ一杯になるとのことでした。見学は早めが◎
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名前:台北白百合学園国際幼稚園
住所:台北市大安區安和路一段127巷13號幼苗幼稚園
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HESS

インター幼稚園「HESS(何嘉仁國際文教團隊)」。市内に何ヵ所もあります。

台湾に来たとき、英語もそれなりにできていたので、雰囲気的に合えばありかな、と見学してみました。私が見に行ったのは民權東路の交差点の角のビルの中のHESS。

日本人もたまにいたりするらしいのですが、年中クラスは日本人はおらず、オール英語か英語と中国語の半々とのこと。

完全な英語環境にいたことはないのと、中国語は全く分からない状態だったし、私自身幼稚園の膨大な英語プリントには対処しきれない、、と見送りました。
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名前:HESS
住所:台灣台北市中山區民權東路二段107號
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以上、お世話になった&見学した保育園、幼稚園まとめでした!

もし天母地区住みなら園庭があり、体をしっかり動かせる系という好來や心愛も検討したかったかな。

次は長男が通った台北日本人学校のお弁当事情、大変だったスクールバス事情など書いていきます!

こんな記事も書いてます▽


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